阿蘇へ移住 そして阿蘇での暮らしを綴る

第五回

うちのまき案内人協会

地元で収穫されたトマト、ブルーベリーを使い、各お店が素材を活かした逸品を作る“Tomaっとべりーな街”開催中の内牧温泉街、連日家族連れで楽しむ光景を目にする事が出来る。そんな8月の阿蘇は賑わいがあり、いつも以上にうきうきしてくる。

それでも、内牧温泉街は車で通ると一見何もなく見え、大多数の人が素通りしてしまう実情。情報を持って歩くと、歴史、お店、温泉、映画黄泉がえりロケ地など楽しく街散策を楽しめる魅力たっぷりの街なのだが、残念ながらその事実はあまり知られていない。

そんな内牧温泉街を訪れた方々に、わかりやすく楽しく魅力を伝えるため”うちのまき案内人協会”が発足したのは今から2年前。内牧の魅力を伝えたい、同じ思いを持つ民間の有志8人により結成、メンバーは本業本屋しっかり者井野貴志子さん、いつも元気な家具屋の娘古田ゆかりさん、阿蘇の自然に詳しい阿蘇ホタルの会会長の湯浅陸雄さん、歴史ならこの方!田園空間博物館理事の中村道則さんを始め、市役所の職員も個人的にメンバーとして携わる。皆本業の傍ら自分が案内できる日に案内を行う、私もその案内人、特技はマシンガントークを武器として内牧ワールドへとご案内。今ではメンバーも増えて11名となった。メンバーは随時大募集中!加入条件は一点のみ、内牧が好きな事。

メンバーそれぞれ、かなり個性的人物集合体、それはそのまま案内にも反映してくる。うちのまき案内人の特徴は、歴史などの年号などを確認するため資料は持ち歩くが、基本的には台本なし。まずは案内人と案内される側の会話を楽しむ事から始まる。本当は歴史、文化など沢山の魅力があるのだが、歴史の話のみだと、案内される側は歩く興味が薄れその後、何を話しても楽しめないと言う事を添乗員時代の経験で実を持って体験。

うちのまき案内人の案内は「食べ歩きウォッチング」が看板コース。これはテレビ番組で例えると、メインは内牧のお店に立ち寄り逸品を試食、誰もが食べる事にはついニッコリ、お店の人との会話も楽しめ更に旅情を味わう。町の概要、歴史、文化、温泉、映画のロケ地などはCM程度に盛り込む。

一度に全てを案内するのではなく、あくまで概要をご案内する事で、今度は自分達だけで歩きたいと思うリピーターになる迄を案内している。案内時間は2時間、お店に負担をかけない様、そして長く案内を続けるため、試食代と案内料として参加費は@1000円を頂く。その分メンバーにも勉強と自覚が伴う。

行政、各団体とも連携を深め、更に今年は、改めて自分の街の魅力を再発見してもらうため、地元の宿、お店を対象に案内を行う事も実施。案内人だけではなく、各施設から内牧を発信して行く事ができたなら、内牧滞在型テーマパークは完成する。

www.aso-domannaka.com