阿蘇へ移住 そして阿蘇での暮らしを綴る

第三回

阿蘇どまんなか局

「わ~すごい!」「おとぎの国みたい」それは、阿蘇ライダーハウスを訪れた宿泊者と一緒に“ホタル”を見に行った時の事、それぞれが日常の葛藤からしばし離れ、子供になる瞬間である。4年前、私が阿蘇へ移住して来た時が丁度6月、その時にホタルが乱舞する話を聞き、実際に見た時言葉にならない感動があった。そんな阿蘇の自然の魅力を他の人にも伝えたいと思い、全国から訪れたライダーハウス宿泊者をホタルの舞いへと案内する事が6月の日課であり、楽しみである。

阿蘇でホタルが多く舞う事、その他多くの阿蘇の魅力は、残念ながら全国的にあまり知られていない事実を全国から来た人と会話をしている中で気づく。多くの人に阿蘇の魅力を伝えたい、しかし一人、一業種でいくらがんばっても魅力づくりに限界がある。更に生活の中にあると魅力と言う認識が薄れていく様だ。ならばより多くの人、さまざまな業種で阿蘇の魅力を発信しながら、自分達が改めて阿蘇の魅力を認識するため、同じ思いを持つ人達が集まる一つのグループが生まれた。それが、2003年3月に結成された阿蘇の魅力を全国へ発信、実際におもてなし出来る様に、宿泊、飲食、お店、体験、農業と言ったさまざまなジャンルが集まった「阿蘇どまんなか局」である。

私の役目は事務局として、阿蘇の気候、その日の出来事などを日記風に写真入りで毎日更新で伝えるホームページ運営が主な活動となっているが、メンバーが毎月一度集まる“定例会”を行い、そこで顔を会わせそれぞれの近況報告、今後の活動などを雑談を交えて話す事が何より重要となっている。顔を会わせ会話する中から、他業種とのタイアップ=新たな魅力が生まれていく。どんな良いアイデアもお互いの気持ちが伝わっていないと、形にならない事をこのグループを持って実感した。

そこで毎月、ホームページに掲載する新着情報の取材として、メンバーの施設を訪ねる、そこでは施設の方々と会話を楽しむ事を心がける。時に「ご飯を食べていかんね?」「ソフトボールを皆でやろう」いつの間にやら家族の様な付き合いに変わり、メンバーの誰が今どんな状況かを自然と理解して、そこから新たな企画が生まれてくる。このメンバーの特色を活かしながら阿蘇どまんなか局は現在、月間1万アクセスを越えるサイトとなった。インターネットでも人間性が出てくる。メンバーとの会話を大切に心がけながら、これからまだまだ阿蘇の新たな魅力を発信して行く。

www.aso-domannaka.com